年収1000万ママ 仕事はつらいよ

キャリアも結婚も子供も手に入れたけど、もっと幸せ感じたくて、もっと楽に稼ぎたくてもがく日々。

怒鳴らない子育ての心得② 仕事を続ける

f:id:yokubarie:20210124163457j:image
どうしたら子どもや夫にガミガミせずにいられるか、の続き。

その①家事をやめる→怒鳴らない子育ての心得① 家事をしない - 年収1000万ママ 仕事はつらいよ

その② 仕事を続ける→今回はここ

その③ エゴやこだわりを捨てる

 

ハッピーなママでいたかったら、仕事は続けよう!と私は声に出して言いたい。どんなに子育てと仕事の両立が大変でも、仕事には続ける価値がある。専業主婦は不幸の始まりだ!と。

***

女性にとって、稼ぎのいい夫をつかまえて専業主婦イコール妻が働かなくても暮らしていけることがステータスだった時代もある。そんな価値観そもそも間違っているし、古い。

年功序列も終身雇用も、過去のものになりつつあり、転職、リストラ、副業、テレワーク、海外駐在はあたりまえ。実際、メガバンクだって大量リストラしている。当然ながら、夫婦共働きで複数の収入源を確保することはリスク回避になる。1人の会社員の平均生涯年収って2億円以上ですよ!それを、やすやすと手放してしまうのは本当にもったいない。

たとえ本当に働かなくてもいい暮らしができるほど金銭的に恵まれていても、何かしらの仕事をしよう。ボランティア活動や趣味に打ち込むのもいいけど、やっぱり少額でもお金を稼いだ方がいい。自分の活動をお金という価値にかえることには、とても大きな意味があるから。

働くことによって得られる恩恵は自分のためだけではない。夫のため、それに子どものためにもなる。

***

自分のために、働いて自由を得る

誰だって、なるべく制約や我慢なしに自由に生きた方がいい。自立は自由の絶対条件。金銭的にも、精神的にも自立しないことには、自由は手に入らない。好きなブランドの服もエステも、友だちとのちょっと贅沢なランチも、夫の稼ぎで払うよりも、自分の稼ぎで払った方が自由にできる。

仕事して色々な人や新しい情報に触れることで、自ら学び成長し、精神的にも自立できる。誰かと話すために夫の帰りを待たずにすむし、達成感を得るために、子どもの学業やスポーツに期待する必要もない。

何より、専業主婦でいるより仕事した方が、気分転換になるしリフレッシュできる。仕事中に休憩しながらコーヒー飲むこともできるし、昼休みに友だちともチャットできるし本も読める。これが、1日中家で子どもと一緒にいると、そうはいかない 笑。

***

夫のために、働いて魅力的な女性でいる

もし、あなたが夫の立場だったら?想像して欲しい。ずっと家にいて、家事と子育てを自分でこなし、自分の帰りをご飯作ってお風呂沸かして待っている女性と、外でばりばりキャリアを築き、責任ある仕事をしながら、家事代行などを利用して育児もやりくりしている女性、どちらが魅力的ですか?

前者のような妻を夢見る男性は多いかもしれない。少なくとも新婚さん時代はとても幸せそう。でも、その続きを想像して欲しい。

残業して疲れて家に帰ると、もう若くも昔ほど美しくもない妻がろくに化粧もせずよれよれの部屋着で、不機嫌そうに自分の帰りを待っている。高校生の息子の成績が悪く、第一希望の大学は難しそうだと担任の先生に言われたという。父親が息子をほったらかしで、勉強も見てあげないからやる気がない。あなたの給料ではこれ以上予備校の講習を増やすのはきついし、国立大行って欲しいけど無理そうだし、自分はこんなにがんばっているのに、と。妻が口にするのは息子に対する悩みと自分への文句ばかり。どうです?嫌でしょ?!笑

これだったら、自分の知らない世界で働いて、会社員らしく外見を美しく保ち、新たな商品やサービスを生み出すために試行錯誤したり、上司や部下、同僚やお客さんとのやり取りの中で悩んだり喜んだりしている女性の方が魅力的に見えませんか?たとえ、働く妻が上司や部下の愚痴をこぼしたとしても、自分の経験からアドバイスしたり、少なくとも支えてあげたいと思うでしょう?

前者の妻だったらあまり浮気や離婚の心配なさそうだけど、後者の妻だったら他の男性との出会いも豊富だし、自分と別れる経済力もあるから、少なくとも緊張感はあるでしょう。

男はいくつになっても、追われるより追う方が好きですよ!

***

子どものために、働いて社会の先生・先輩でいる

よく、子育てに専念するために仕事を辞めたという人がいるけど、本当にそれが子どものためになるのか、よく考えて欲しい。母親が自分のキャリアを諦めて、子どもと長く過ごすこと、子どものお世話を丁寧にしてあげることの方が子どもにとっついいとは、私は思わない。なぜなら、母親の注意や情熱が全て子どもに注がれてしまうと、子どもを縛ってしまうことになるから。「あなたの幸せがママの幸せ」なんて、重いでしょ?子どもや夫の成績や業績にかかわらず、ママはママで幸せでいるべきなのだ。

専業主婦で教育熱心なママに聞きたいけど、そんなに自分の全エネルギーを注いで育てた娘に将来どういう女性になって欲しい?自分と同じような専業主婦?それとも国際社会で活躍できるような女性?もし後者だとしたら、自分が出来なかったことを娘ならできると思うの?何を根拠に?もし将来娘がキャリアで迷ったらどうやってアドバイスするの?自分が経験もないのに?

と、まあなんか感じ悪いいいかたになってしまったけど(汗)、とにかく子どもは親の言葉よりも背中を見て育つもの。

社会と繋がっていつも刺激を得ている母親の方が、子どもにとっても素敵なママでいられると思う。

***

そうは言っても、やりがいのある仕事と子育てを両立させるのは本当に大変。仕事と子育ての両立に悩んだら、仕事じゃなくて、前回書いたように家事をやめよう。

そして、仕事の仕方を変えよう。業務の優先順位をとことんまで考えて、無駄な仕事は一切しない。人に振れる仕事は全部振る。頼めることは頼む。そうすれば、死ぬほど大量だと思っている仕事も、意外なほど圧縮できる。

元々仕事大好き人間の私は、若い頃は誰よりも早く会社に行って、誰よりも遅くまで残っているタイプだったけど、子どもができてから仕事の仕方を180度変えた。基本残業はせず定時であがっている。それでも経験がものいい、若い頃よりはるかに多くの重要な仕事を回せている。

 

そうよ!子どもができても、I Love My Job! Go ladies!