年収1000万ママ 仕事はつらいよ

キャリアも結婚も子供も手に入れたけど、もっと幸せ感じたくて、もっと楽に稼ぎたくてもがく日々。

コロナが身近に迫ってきた。テレワークは?

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今週、同僚の息子が、新型コロナ陽性になった。

水曜の夕方、オフィスで同僚数名とベルギーブランドとのミーティングをしている最中、突然会議室に総務の女性が入ってきて、デスクに消毒液のスプレーをかけてふきふきしている。は?なんでいまそんなことするの?今大事な話中なんですけど!と思って見ていると、小声で「鈴木さん(仮)の息子さんがコロナ陽性になったそうです」とつぶやいた。みんな一瞬パニック。でも、ミーティングは続く。

鈴木さんは、私と同じ営業部のディレクターだ。私のパートナー的立ち位置。別のフロアで働いているけど、ほぼ毎日話をしている。

ミーティングが終わってデスクに戻り、向かいの若い女性スタッフに聞くと、「そうなんです。鈴木さんの息子さんがコロナ陽性らしく、鈴木さんもう帰りました。総務の○○さんに、"テレワーク!テレワーク!"って言ってみたけど、"しません"と言われました。」

そのあと、ゼネラルマネージャー(社長の息子)からアナウンス。「鈴木さんには検査を受けていただきます。結果はすぐにお知らせします。みなさん、必ず出社前に検温して、体調に不安がある人は出社を控えてください」だって!!それだけで、すますんかい!!怒

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私の、会社にテレワーク制度を認めさせようという戦いは以前書いた。→テレワーク、ダメと言われた!怒 - 年収1000万ママ 仕事はつらいよ

初の部長会議 女性社員の声を代弁するぞ! - 年収1000万ママ 仕事はつらいよ

まったくうちの会社は・・・。従業員の健康に責任を持ってる自覚あんの??リスク管理しないの??たしかに、従業員100人以下の家族経営の会社ですけどね。それにしたって、なんとかなるさ主義がすごい。

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その夜、先月入社したパートタイムの貿易事務の女性から私に個人のLINEで連絡が。「アナウンス見ました。体調に変わりはないのですが、結果が出るまで今週は自宅勤務していいですか?」

そうだよね。そりゃ不安になるよね。コロナ陽性の可能性のある人が毎日過ごしていた職場に行って、その人と日々やりとりしていた人たちに囲まれて仕事するなんていやだよね。とくにその貿易事務の女性は大企業からの転職組だった。元々私が、在宅勤務もOKのアルバイトとして雇った方なので、すぐに許可した。

私も、木金は在宅勤務することにした。そもそも私は業務委託契約フリーランスの身なので、出社義務はない。鈴木さんと毎日話していた身として自粛の意味も込めて。

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木曜はまた、北欧ブランドとのミーティングがあったので自宅から参加した。ミーティングの後、鈴木さんと副社長とおしゃべりした。鈴木さんも息子さんもいたって元気で、その午後家族全員でPCR検査を受けるという。副社長も、「陽性でも無症状だから大丈夫やろ」と笑っている。まったくもう、なんの危機感もないんだから!怒

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さて、また副社長に噛み付くべきか。これをきっかけにテレワーク許可しろと。

一瞬考えたがやめた。

だって、私が女性スタッフのためになんとしても勝ち取りたいテレワーク制度は、コロナのリスクを避けるためではない。柔軟な働き方をできるようにしたいからだ。

テレワークを取り入れた企業だって、きっかけはコロナだったけど、制度として定着させた理由は、柔軟な働き方で家庭や趣味、勉強との両立をしやすくして、優秀な人材を確保し、社員の成長を促すため。

今回のうちの社員のコロナ陽性の可能性につっこんで、一部でテレワークを許可させても、一時的な措置で終わってしまう。柔軟な働き方の意義をわかってもらわなくてはいけない。だから、今はおとなしくしているのが賢明だと思った。

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結局、金曜の夕方に鈴木さんと家族の陰性が発覚。会社的には一件落着。

 

でもこれで終わらせないぞ。絶対会社にテレワークを認めさせてやる!!と誓ったのでした。Go ladies! 

 

 

マッカーサーと平和と日本人女性

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先週の1月13日、ジャーナリストで作家の半藤一利さんが、惜しまれながら90歳で亡くなられたという報道を見にした。半藤一利さんが死去 作家「日本のいちばん長い日」 - 日本経済新聞

1945年8月15日終戦の日を記録した「日本のいちばん長い日」などの著書で有名で、昭和史を追い続けた作家。

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失礼ながらお名前は存じあげなかったが、「歴史探偵」を自称されていたというニュースのコメントにあれっと思い、自分のバッグの中の文庫本のカバーをめくると、そこには半藤一利さんのお名前が。著者のお名前も知らずに読んでいて大変失礼しました・・・。

通勤中に電車の中で読む本を探していたところ、実家のソファの上にちょうどよいサイズの文庫本があったので勝手に拝借したのだった。タイトルは『アメリカはいかに日本を占領したか マッカーサーと日本人』(2019年、PHP文庫)https://www.amazon.co.jp/%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E3%81%AF%E3%81%84%E3%81%8B%E3%81%AB%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%82%92%E5%8D%A0%E9%A0%98%E3%81%97%E3%81%9F%E3%81%8B-%E3%83%9E%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%81%A8%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BA%BA-PHP%E6%96%87%E5%BA%AB-%E5%8D%8A%E8%97%A4%E4%B8%80%E5%88%A9/dp/4569768962

およそ、小さい子どもを育てしながらファッション業界で働く女性が興味を持つようなタイトルでもないし、正直あまり惹かれなかったけれど、わりと歴史好きな私は試しに読み始めてみた。すると、あまりの面白さ、何よりこの本に描かれるマッカーサーのかっこよさに、どんどん引き込まれながら読んだ。今までマッカーサーなんて、教科書に載ってたパイプ持った写真と昭和天皇と並んで映ってる写真しか知らなかったけど。
主な内容は、連合国総司令官となった軍人マッカーサーが、理想に燃えながら、いかにして敗戦後の日本を導き民主主義国家としての土台を作ろうとしたか、史実を追ったノンフィクション。戦後11回にわたって行われた昭和天皇マッカーサーの会談についても詳しく書かれている。

本に描かれるマッカーサーはかっこいいだけではなく、自分が率いて負けたフィリピン戦後の日本軍の残虐行為の責任を当時の日本軍中将の本間雅晴に押し付け、不公平な裁判で死刑にするくだりもある。戦争の残虐さや矛盾が浮き彫りになり終盤は読み進めるのがつらい部分もあった。

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それでも、冒頭のささやかなエピソードに心を奪われた。総司令官として初めて日本に上陸する際、厚木に向かう専用機の中で、マッカーサーはこうつぶやいたという。

「夫人に参政権を与えた方がいい。そうだ、女性はいつでも、自分の子供が戦場で死ぬことを好まないものだ。女性の参政権が日本の軍国主義を粉砕するのに有力な助けになるだろう。これは是非にも、しなければならないことではないか」

マッカーサーの言葉に、日本人女性として、ちょっと励まされた気がした。ああ、日本人女性の権利や地位をめぐる戦いは、まず参政権を手にすることから始まったのかと。

この本の中で、これ以上に女性に視点が置かれることはないし、ごりごりの軍人マッカーサーが女性の権利を、平和への貢献という以外には重視していたわけではないとも思う。

終盤、本間氏の妻による裁判での発言は毅然として強く美しいけれど、あまりにも悲しい。

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本の内容とは離れた話になるけど、現代の日本人女性を苦しめているものとは、ずばり、70-80年代の高度成長期に作られた、企業の終身雇用と年功序列に支えられたサラリーマンと専業主婦というシステムにある。

男は会社で朝早くから夜遅くまで働き、女は家庭で家事と子育てに励む。若い女性は会社でお茶汲みの仕事をしながら結婚相手を探し、結婚すると「寿退社」した。「女性はクリスマスケーキと同じ。25過ぎたら売れない」というようや失礼極まりない表現も一般的だった。

家族を扶養する人には大幅な税金の控除があるので、妻にとっては中途半端に働くと損。家で掃除、洗濯、アイロンがけ、買い物、などなどは当然女性の仕事。

このシステムに合わない女性、例えばバリバリ仕事したい女性、会社で偉くなりたい女性、結婚したくないもしくはできない女性にとっては息苦しいことこの上ない。

もちろん、21世紀に入って20年も経つ今では状況はだいぶ良くなったけど、他の国で女性の地位がどんどん向上して女性の国家元首も当たり前となっている中、日本は男女平等指数指数がどんどん悪化して2019年末に発表された2020年の指数は過去最低の153カ国のうち121位。女性が黒い布で全身を覆っているアラブ首長国連邦より下。男女平等指数、日本は過去最低の121位 政治参画遅れ - 日本経済新聞

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そんな日本の社会システムができる土台となったのが、マッカーサーの作り上げた民主国家だったのは間違いない。もちろん、私はマッカーサーが悪いと言っているわけでは全くない。マッカーサーは7年間日本を統治し、1951年に日本を去っているので、高度成長期の日本と直接の関係はない。

戦後、貧しい敗戦国だった日本は不死鳥のように蘇り、わずか25年たらずで世界第二位の経済大国になった。それはアメリカに守られて平和を手にした国で主に男性たちが懸命に働いたからである。

それを支えたのは、マッカーサーや日本の首脳陣、そして日本人全員の強い平和への願いだったのではないか。

もう血は流さない。

もうひもじい思いはしない。

また豊かになる。

女や子どもを守る。

女が安心して子どもたちを育てられる環境を作る。

戦後の高度成長期は、日本人男のリベンジだったのではないか。合言葉は『24時間戦えますか』(w)

男たちの強い思いが手に入れた成功体験が硬質な社会体制を作り、その体制が産業の変化や技術革新で時代遅れになった。

それでも、男たちには、柔軟な働き方を取り入れて女性のビジネス能力を生かすという時点を持てなかった。そして今や日本の女性は先進国ダントツの最下位、後進国に比べても地位が低くなってしまった。女性と子どもを守るためだったシステムがいつしか女性を苦しめて、子どもの数を減らしている。

まあ、大学受験レベルの歴史の知識しかない私の勝手な想像ですが。この辺りの歴史は、いつかちゃんと研究したいな。

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なんか、とても硬い話題になっちゃった。

でも、目の前の仕事や子育てで、悩んだり疲れたりしたときに、より広い世界や歴史について考えると、気分展開になる。だから、ワーキングママにも、時々歴史や海外の本を読むことをおすすめしたい。

前述の本についてはとにもかくにもマッカーサーのストイックなリーダーシップが印象的で、管理職としては多少なりとも参考になった( 気がする?)。

 

最後に、半藤一利さんのご冥福をお祈りいたします。これからはもっと御本を読ませていただきます。Go ladies! 

 

 

 

 

 

怒鳴らない子育ての心得③ エゴやこだわりを捨てる

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いつも余裕のあるママでいるための心得、最終回。

その①家事をやめる→怒鳴らない子育ての心得① 家事をしない - 年収1000万ママ 仕事はつらいよ

その②仕事を続ける→怒鳴らない子育ての心得② 仕事を続ける - 年収1000万ママ 仕事はつらいよ

その③ エゴやこだわりを捨てる→今回はここ

自分の不要なエゴやこだわりを捨てれば、肩の力がすっと抜けて、子育てはずっと楽に楽しくなる。でも、これがかなり難しい。今まで無意識に身につけた"親としてあるべき姿""子どもはこうであるべき"というイメージを変えなくてはいけないから。

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親が子どもに、子どものためと思って当たり前のようにいう言葉には、実はたくさんの親の都合や見栄や偏見が隠れているのだけど、ほとんどの人は気づいていない。

まずは、自分がどれだけ子どもにエゴを押し付けているか自覚して欲しい。親としては「子どものため」だと思ってあれこれ気を配ったり、教えようとするけどは本当に子どものため?

親の都合じゃない?

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例えば、よく母親が口にする言葉「ほら、遅くなるから急いで!」実際、時間に追われているのは親だけ。保育園に行くのが遅れようが、ご飯やお風呂や就寝の時間が遅くなろうが、子どもは困らない。子どもにとっては、目の前で今夢中になっていることが何より大事だから。

「子どもがなかなか遊びをやめない、支度にぐずぐずする」→「家を出るのが遅くなる」→「叱る」のは親なら誰でも当たり前のようにしているだろうけど、実はこれは親の都合で子どもを振り回しているに過ぎない。

でも、実際に家を出るのが遅れると、親はそのあと仕事に行ったりするわけだから、困るのは事実。仕事に行ってお金を稼ぐのは、子どもを食べさせていくためでもある。それなら、それをきちんと説明して子どもにお願いすればいい。「ママね、これからお仕事に行かなくちゃいけないの。会社につくのが遅くなると、お給料が減らされちゃって、あなたのお菓子が買えなくなっちゃうのよ。だから急いで靴を履いてくれる?」と。そんなこと言ったって子どもは聞いてくれないと思うかもしれないが、ぜひ一度だけではなく何度かいい続けてみて欲しい。子どもはいつかかならずわかってくれるから。時間的に余裕があって、子どもの機嫌の良い時に言うのも効果的。子どもは結局、母親が大好きで、母親の幸せを望んでいるものだから。

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また別の例。今日は家族で遊園地に行くと決めている日。母親は早起きして、お弁当を作って、父親もレンタカーを借りてきた。いざ、出かけようとすると、4歳の息子は、昨日近所の人からもらったカブトムシを夢中で観察していて家を出ようとしない。両親は、遅くなると道路が混んで大変だから、早く行こうと促すが、息子はなんとしても動かない。しまいには喧嘩になり、息子は大泣き。両親は「みんなあなたのためにしているのに、なんでいつもそうなの!」と激怒。

よくあることだと思う。でも、考えてみて欲しい。息子のために遊園地に行こうと決めたのなら、息子がその時に他にやりたいことがあり、遊園地に行きたくないのならやめればいいのだ。ただ、それだけ。本当はそれだけの話なのに、大人は「せっかくお弁当作ったのに」「レンタカー借りたのに」「今日はみんなで遊園地に行くって決めたのに」と自分たちの都合を子どもに押し付ける。

そんな時は、ただ息子に質問すればいい。「今家でないと遅くなるから、ジェットコースターはのれなくなるけどいい?」「じゃあ今日は行くのやめる?」と。子どもは言葉だけだと想像できないこともあるから、遊園地やアトラクションの写真を見せながら聞くのがいい。あとは子どもに決めさせる。

当日のみ有効チケットを買ってしまった、というような場合もあるかもしれないが、その時はそれを子どもに説明し、代金を失うからその分のおもちゃが買えなくなるよ、どうする?と聞いてみる。それでも子どもがいやだと言えば、あきらめよう。嫌がる息子を無理やり連れて行って、無駄な気力と体力を失うよりましだ。子育てにおいては、少しの出費ならあまりこだわらないことをおすすめする。なので、私は子どもとの移動にタクシー代を惜しまない。時間と体力をお金で買う感覚。遊園地チケットの例もしかり。

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口で言うより、体験から学ばせる

他に親がよく言う台詞「汚れるから」「危ないから」ダメというのも、同じくほとんどが親のエゴ。本当に大怪我や命にかかわること、人様に迷惑をかけるようなこと以外であれば、やらせてみればいい。子どもは、まだ生まれたばかりなのだから、大人が体験から当然のようにわかることでも、実感がない。だから、大人がここを歩いたら転ぶな、だからダメ、と思うようなことでもぴんとこない。だったらやらせてみて、滑って転んで痛い思いをすれば、もう二度としなくなる。大人が先回りして子どものために考えて、口でダメだダメだとうるさく言うよりも、体験で学ばせて自分で考えさせる方が、よっぽどはやい。もちろん、大怪我させてはお互い困るので、そのさじ加減は大人がしてあげるべきだけど。

話が少しずれるけど、この「ちょっと痛い思いをさせる」というのは、大怪我をさせないためにもとても有効である。例えば、1〜2歳の子に「ママの湯飲みは熱いお茶が入ってるから触っちゃダメ」と言ってもわからない。だから、「あちち」といいながら子どもの手を取って湯飲みの端をちょっと触らせてみると良い。それを2回も繰り返せば、子どもはすぐ学んで、じぶんからは触らなくなる。そうすることで、子どもが湯飲みを倒して熱いお茶をかぶって火傷するなんて事故を避けられる。

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大人の言葉は嘘ばかり

「落としたお菓子、拾って食べたらお腹こわすよ」→実際やってみたら99%はなんともないだろうから、ほとんどは嘘。

「そんなことしたら、恥ずかしいでしょ」→これも、子どもは恥ずかしくないから嘘。

「破ったら絵本さんが痛いって言ってるよ」→大ウソ。

このように、親は自分の都合や見栄のために、無意識に嘘をつく。子どもはかしこいから、そんな親の嘘を見抜いている。だから、だんだん親の話を聞かなくなる。

 

大人だってできないことばかり

大人は自分たちを棚に上げて子どもにうるさく言う。

「そのおもちゃ、欲しいっていうから買ってあげたのに、すぐ飽きちゃって!」→あなただって、買ったのにほとんど着なかったワンピースあるでしょ?

「サッカーやりたいっていうからクラブに入れたのにもう行きたくないの?!」→ダイエットのためにスポーツクラブに入会してほとんど行かずにやめた経験ありませんか?

「もう1時間以上iPad見て!止めるわよ!」→子どもができる前、休みの日に一日中テレビとか映画とかゲームしてたでしょ??それに、自分が見ているものを途中で止められたら、どんな理由であれ腹がたつでしょ?

このようなエゴを捨てれば、気持ちが楽になるし、子どもへの接し方もより、生産的になる。

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躾(しつけ)は必要ない

そして、子育ての中で、無意識に親を苦しめているのが「他人の目」である。そして、それに応えようとする親のエゴが「躾(しつけ)」と言いう大義名分となって子どもを苦しめる。

私は、躾はしない主義。だって、「お行儀よくする」イコール「他人の目を気にする」ことだけど、小さい子どもにはそんなことどうでもいいことだから。お行儀って、すごく文化的なもので、国によっても違うし。

それに、お行儀は大人になるうちに自然に身につくことだと思う。うちの5歳の娘は、レストランでジュースを飲む時にストローを吹いてぶくぶく泡をたてたりするけど、そんなこと親が何も言わなくても、高校生くらいになったらやめるでしょ?いや小学生になったらもう飽きるか(笑)。少なくとも、将来会社の忘年会では絶対にやらない。いい大人がそんなことするのは恥ずかしいことだと、自然に覚えるから。

とは言ってもうちの夫は、泡ぶくぶくを注意するけど。小さな子どもはそれが食事のマナーに反することを知らないから、それを教えてあげるのはいいこと。それを知った上で子どもが好きでやるなら、あとは何も言わなくていい。子どもに決めさせればいい。

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子どもに怒鳴らないためには、どうしたらいいかを延々と書いてきた。

結論を言うと、子どもを1人の人間として尊敬することが大切。どんなことでも、親は判断材料を与えて、子どもに決めさせよう。そうすれば、口うるさくガミガミしたり、イライラしないですむ。

 

その辺りのことは、私の大好きなアドラー心理学の本「嫌われる勇気」と「幸せになる勇気」に詳しく書いてある。https://www.amazon.co.jp/%E5%AB%8C%E3%82%8F%E3%82%8C%E3%82%8B%E5%8B%87%E6%B0%97%E2%80%95%E2%80%95%E2%80%95%E8%87%AA%E5%B7%B1%E5%95%93%E7%99%BA%E3%81%AE%E6%BA%90%E6%B5%81%E3%80%8C%E3%82%A2%E3%83%89%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%80%8D%E3%81%AE%E6%95%99%E3%81%88-%E5%B2%B8%E8%A6%8B-%E4%B8%80%E9%83%8E/dp/4478025819/ref=mp_s_a_1_1?dchild=1&keywords=%E5%AB%8C%E3%82%8F%E3%82%8C%E3%82%8B%E5%8B%87%E6%B0%97&qid=1611084409&sr=8-1

https://www.amazon.co.jp/%E5%B9%B8%E3%81%9B%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%82%8B%E5%8B%87%E6%B0%97%E2%80%95%E2%80%95%E8%87%AA%E5%B7%B1%E5%95%93%E7%99%BA%E3%81%AE%E6%BA%90%E6%B5%81%E3%80%8C%E3%82%A2%E3%83%89%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%80%8D%E3%81%AE%E6%95%99%E3%81%88II-%E5%B2%B8%E8%A6%8B-%E4%B8%80%E9%83%8E/dp/4478066116/ref=mp_s_a_1_3?dchild=1&keywords=%E5%AB%8C%E3%82%8F%E3%82%8C%E3%82%8B%E5%8B%87%E6%B0%97&qid=1611084409&sr=8-3

ベストセラーになったし、香里奈さん主演でドラマ化もされていたから(私は観てないが)読んだ人も多いだろうけど、私は人生観がかわるほどの衝撃をうけたから、この2冊についてはまた別の記事で詳しく書きたい。

 

今日も子育てには悩まず、仕事では悩んでます 笑。Go ladies!

 

怒鳴らない子育ての心得② 仕事を続ける

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どうしたら子どもや夫にガミガミせずにいられるか、の続き。

その①家事をやめる→怒鳴らない子育ての心得① 家事をしない - 年収1000万ママ 仕事はつらいよ

その② 仕事を続ける→今回はここ

その③ エゴやこだわりを捨てる

 

ハッピーなママでいたかったら、仕事は続けよう!と私は声に出して言いたい。どんなに子育てと仕事の両立が大変でも、仕事には続ける価値がある。専業主婦は不幸の始まりだ!と。

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女性にとって、稼ぎのいい夫をつかまえて専業主婦イコール妻が働かなくても暮らしていけることがステータスだった時代もある。そんな価値観そもそも間違っているし、古い。

年功序列も終身雇用も、過去のものになりつつあり、転職、リストラ、副業、テレワーク、海外駐在はあたりまえ。実際、メガバンクだって大量リストラしている。当然ながら、夫婦共働きで複数の収入源を確保することはリスク回避になる。1人の会社員の平均生涯年収って2億円以上ですよ!それを、やすやすと手放してしまうのは本当にもったいない。

たとえ本当に働かなくてもいい暮らしができるほど金銭的に恵まれていても、何かしらの仕事をしよう。ボランティア活動や趣味に打ち込むのもいいけど、やっぱり少額でもお金を稼いだ方がいい。自分の活動をお金という価値にかえることには、とても大きな意味があるから。

働くことによって得られる恩恵は自分のためだけではない。夫のため、それに子どものためにもなる。

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自分のために、働いて自由を得る

誰だって、なるべく制約や我慢なしに自由に生きた方がいい。自立は自由の絶対条件。金銭的にも、精神的にも自立しないことには、自由は手に入らない。好きなブランドの服もエステも、友だちとのちょっと贅沢なランチも、夫の稼ぎで払うよりも、自分の稼ぎで払った方が自由にできる。

仕事して色々な人や新しい情報に触れることで、自ら学び成長し、精神的にも自立できる。誰かと話すために夫の帰りを待たずにすむし、達成感を得るために、子どもの学業やスポーツに期待する必要もない。

何より、専業主婦でいるより仕事した方が、気分転換になるしリフレッシュできる。仕事中に休憩しながらコーヒー飲むこともできるし、昼休みに友だちともチャットできるし本も読める。これが、1日中家で子どもと一緒にいると、そうはいかない 笑。

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夫のために、働いて魅力的な女性でいる

もし、あなたが夫の立場だったら?想像して欲しい。ずっと家にいて、家事と子育てを自分でこなし、自分の帰りをご飯作ってお風呂沸かして待っている女性と、外でばりばりキャリアを築き、責任ある仕事をしながら、家事代行などを利用して育児もやりくりしている女性、どちらが魅力的ですか?

前者のような妻を夢見る男性は多いかもしれない。少なくとも新婚さん時代はとても幸せそう。でも、その続きを想像して欲しい。

残業して疲れて家に帰ると、もう若くも昔ほど美しくもない妻がろくに化粧もせずよれよれの部屋着で、不機嫌そうに自分の帰りを待っている。高校生の息子の成績が悪く、第一希望の大学は難しそうだと担任の先生に言われたという。父親が息子をほったらかしで、勉強も見てあげないからやる気がない。あなたの給料ではこれ以上予備校の講習を増やすのはきついし、国立大行って欲しいけど無理そうだし、自分はこんなにがんばっているのに、と。妻が口にするのは息子に対する悩みと自分への文句ばかり。どうです?嫌でしょ?!笑

これだったら、自分の知らない世界で働いて、会社員らしく外見を美しく保ち、新たな商品やサービスを生み出すために試行錯誤したり、上司や部下、同僚やお客さんとのやり取りの中で悩んだり喜んだりしている女性の方が魅力的に見えませんか?たとえ、働く妻が上司や部下の愚痴をこぼしたとしても、自分の経験からアドバイスしたり、少なくとも支えてあげたいと思うでしょう?

前者の妻だったらあまり浮気や離婚の心配なさそうだけど、後者の妻だったら他の男性との出会いも豊富だし、自分と別れる経済力もあるから、少なくとも緊張感はあるでしょう。

男はいくつになっても、追われるより追う方が好きですよ!

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子どものために、働いて社会の先生・先輩でいる

よく、子育てに専念するために仕事を辞めたという人がいるけど、本当にそれが子どものためになるのか、よく考えて欲しい。母親が自分のキャリアを諦めて、子どもと長く過ごすこと、子どものお世話を丁寧にしてあげることの方が子どもにとっついいとは、私は思わない。なぜなら、母親の注意や情熱が全て子どもに注がれてしまうと、子どもを縛ってしまうことになるから。「あなたの幸せがママの幸せ」なんて、重いでしょ?子どもや夫の成績や業績にかかわらず、ママはママで幸せでいるべきなのだ。

専業主婦で教育熱心なママに聞きたいけど、そんなに自分の全エネルギーを注いで育てた娘に将来どういう女性になって欲しい?自分と同じような専業主婦?それとも国際社会で活躍できるような女性?もし後者だとしたら、自分が出来なかったことを娘ならできると思うの?何を根拠に?もし将来娘がキャリアで迷ったらどうやってアドバイスするの?自分が経験もないのに?

と、まあなんか感じ悪いいいかたになってしまったけど(汗)、とにかく子どもは親の言葉よりも背中を見て育つもの。

社会と繋がっていつも刺激を得ている母親の方が、子どもにとっても素敵なママでいられると思う。

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そうは言っても、やりがいのある仕事と子育てを両立させるのは本当に大変。仕事と子育ての両立に悩んだら、仕事じゃなくて、前回書いたように家事をやめよう。

そして、仕事の仕方を変えよう。業務の優先順位をとことんまで考えて、無駄な仕事は一切しない。人に振れる仕事は全部振る。頼めることは頼む。そうすれば、死ぬほど大量だと思っている仕事も、意外なほど圧縮できる。

元々仕事大好き人間の私は、若い頃は誰よりも早く会社に行って、誰よりも遅くまで残っているタイプだったけど、子どもができてから仕事の仕方を180度変えた。基本残業はせず定時であがっている。それでも経験がものいい、若い頃よりはるかに多くの重要な仕事を回せている。

 

そうよ!子どもができても、I Love My Job! Go ladies! 

 

 

 

怒鳴らない子育ての心得① 家事をしない

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今日は気分を変えて子育ての話。

ママ友で、「子どもに毎日怒鳴ってばかりで自己嫌悪になる」と言う人がいる。実際、一緒に子ども同士で遊ばせると、子どもに怒鳴ってばかりのママ友は多い。そんな時に私はいつも「怒鳴っても無駄なのに」と心の中でつぶやく。

私には5歳と1歳の2人の娘がいるけど、一度も子どもに対して怒鳴ったことがない。怒鳴るどころか怒らないし、あまりイライラもしない。そのためにはいくつかの心得がある。

 

その① 家事をしない→今回はここ

その② 仕事を続ける

その③ エゴやこだわりを捨てる

 

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私たちは昨年まで9年間香港に住んでいたので、長女が生まれてからは、香港の共働き夫婦が当然するように、住み込みのフィリピン人メイドと暮らしていた。英語でForeign Domestic Helperといい、政府が女性の労働力を確保するために始めた制度で、90年代後半から一般的になったらしい。とにかく、働く女性にとっては素晴らしい制度!メイドが、子どもの面倒も、掃除も洗濯も買い物も料理もしてくれる。うちに専業主婦を抱えて外で働く男性たちと同じ条件で働けるのである。だから香港人女性はみんな子どもを産んでも2〜3ヶ月で職場復帰し、子どもが0歳でもがんがん海外出張してどんどん出世していける。私もそうだった。

 

メイドの最低賃金は政府によって決められていて、物価の上昇に合わせてほぼ毎年上がるのだけど、昨年までは4520香港ドルだった。日本円にして6万円くらい。そう聞くとちょっと高いと思うかもしれないけど、長年の円安とデフレで日本の物価も賃金も世界的にかなり安い水準。だから、4520香港ドルというと、現地の感覚では日本人にとっての4万5千円に近い。4万5千円で家事ゼロですよ!?素晴らしいでしょ?!

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話が少しそれたけど、家事がなければ、子育てでイライラすることはあまりない。例えば子どもが床にご飯をぶちまけても、メイドを呼んで掃除してもらえばいい。子どもが倒したカップの牛乳をかぶって服がよごれても、着替えればいいだけ。赤ちゃんのお腹がゆるくてオムツからもれて肌着が汚れても、洗濯カゴに入れておくだけである。フルタイムの仕事を終えて家にかえれば、子どもはもうお風呂に入ってるし、台所では夕飯の準備ができている。

そう、世の中の母親はみな子育ては大変だと言うけれど、大変なのは子育てにまつわる家事で、子育て自体はとても楽しくて面白いことなのだ。だって、子どもってものすごくかわいくて面白い生き物だから。たくさん新しい視点や刺激をくれるし、純粋な愛もくれる。

育児にまつわる家事だけでも大変なのに、ましてや子育てしながら家事とフルタイムの仕事をこなすなど、大変を通り越えて不可能である。

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まずは家事をやめてみよう。

日本にはメイド制度がないから無理とみんな思うだろうけど、今は日本だって家事代行サービスが充実してしている。家事代行/家政婦マッチングサイトなら1時間1500円からの『タスカジ』なら時給1500円3時間から、キッズライン | ベビーシッターマッチング・病児保育/一時保育なら時給1000円1時間から依頼できるヘルパーさんが探せる。時給1500円で1回2時間を週2回頼んでも、月々2万4千円。働いている人にとっては高すぎる金額ではない。

子どものいる女性は絶対に試してみて欲しい。家事を外注することで空いた時間で子どもと遊べるし、自分の時間も作れる。何より心に余裕があるから優しいママでいられる。子どもに八つ当たりせずとも済む。

そこまで言われても、家に他人をいれることに抵抗があるとか、夫に反対されるなどの理由で躊躇する女性は多いと思う。そういう人は、障子が破れた時に障子張りの職人さんを呼ぶとか、トイレが詰まった時に水道業者を呼ぶのと同じだと考えてみれば?自分でものすごく頑張ればなんとかならなくもないけど、プロに頼んだ方が早くて安心だから頼むわけでしょ?夫だって反対するわけがない。同じことですよ。って説得力ないかな?

このあたりの心理的抵抗の手放し方はまた今度書きたい。

 

こんな感じで無理せず子育て中。家事やってたら部署の統括なんてできないよ!No More Household chores! Go ladies! 

 

I have a dream! 私には夢がある!

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唐突だけど、もうすぐアメリカ初の女性副大統領が誕生するから、今日は英語で叫びたい気分(笑)

日本人女性として生まれた私のささやかな夢を。

(*下に和訳書きます)

(*If you are an English native speaker and find any mistake or have suggestions, please let me know!) 


I have a dream

Indeed I have three dreams.

 

The first one. I want to see the first female Prime Minister in this country. 

The second one. I want to take back my parent's family name, with which I was born with, as my official name. I lost it when I got married. 
The last one. I want to see at least 30% of lawmakers, 30% of professionals in management positions and 30% of doctors become female. 

For many women in this world, they are not dreams but realty. However, for myself, who was born in Japan as a woman, they are still dreams. The dreams, which we have no idea when will be realized. 

We will see America's first female Vice President very soon. Let her welcome with lots of hopes and wishes! 

私には夢がある。

1つではない、3つの夢。

 

第一。この国初の女性首相が見たい。

第二。生まれた時から使っている親の姓を自分の正式な名前に戻したい。結婚した際に失ったから。

第三。国会議員の30%、管理職の30%、医者の30%が女性になるのを見たい。

 

この世界の多くの女性にとって、これらはもう夢ではなくて現実である。でも、日本に女性として生まれた私にとっては、まだ夢である。いつ実現するのかわからない夢。

 

もうすぐアメリカ合衆国初の女性副大統領が誕生する。たくさんの夢と希望を持って歓迎したい。

***

さあ、夢を見続けよう Go ladies! 

 

テレワーク、ダメと言われた!怒

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が〜ん!!嘘でしょ?!

結局、副社長からテレワークは許可しないと言われた・・・。

1週間前の記事https://mamabucho.hatenablog.jp/entry/DirectorMeetingに書いたように、部長会議で緊急事態宣言に伴うテレワークの導入を声高に訴えた私。私個人は業務委託契約で会社では例外的なフリーランスの身だから週一在宅勤務しているけど、他の女性スタッフからの悲願だったから、紅一点としてがんばったのに・・・。結果は惨敗。

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部長会議では、社長からも「部署ごとに判断していい」という言葉も飛び出した。結局、副社長の「各部署との連携もあるからまた後でミーティングしよう」という曖昧な感じで終わった。次の日もテレワークについてのミーティングはなかったので、グループチャットで承認を取ることにした。営業部の他のディレクター2人(もちろん2人とも男性)に、営業部のテレワーク方針と題して以下を提案してみた。

  • 週2回を限度に、上長の許可の上テレワークを許可
  • 部署の誰かがかならず東京事務所にいるよう上長が調整
  • 他部署との連携のため、テレワークの際は、基本通常の勤務時間(ほとんどの人は10時-7時)に従い、チームス(チャットツール)・電話で対応する
  • テレワークの際、始業時に上長にチームスで当日の業務内容を伝える
  • 当面2月7日までの措置とし、その後はまた検討する

ちなみに、営業は私たち3人のディレクターの下に部下が1〜5人ずついる全部でたった12人の組織である。そもそも同じ営業部でも私も含む東京事務所勤務と大阪本社勤務に分かれているし、卸営業マンたちはいつも外出しているし、や他部署のECチームや総務などは大阪本社にいるので、コミュニケーションの多くはマイクロソフトのチームスで行なっている。会社にいようが在宅勤務だろうが、大阪本社の人たちは気付きもしないのだ。

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期待通り、他のディレクター2人は、自分たちはテレワークしないけれども、方針としては異存ないというので、さっそく私から副社長と8人全てのディレクターのチャットグループに投げてみた。こんな風な書き出しで。

「緊急事態宣言が7都道府県に広がる見込みであること、他社の働き方改革が急速に進んでいることから、営業部ではテレワークの方針について以下のようにまとめました。よろしいですか?」

するとすぐに副社長から返信があった。ちなみに彼は50代である。

「私は今朝、山手線に乗りましたが、いつものように満員でした。他社も通常通り出勤してしています。売上が下がっている中、テレワークする余裕は大企業を除いてはありません。店舗も通常通り営業していることから、在宅はなしとします。どうしても事情があり必要がある人は個別に相談してください。」

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はぁぁぁぁ?!なんのロジックも論理も成り立っていないんですけど。。。感染予防には蜜を避けるべきなんだから、「他社が出社しているからうちも出社」っておかしくない?!逆でしょ!!「テレワークすると売上が下がる」っていう考え方も大間違いだし。テレワークしたいほは別にサボりたからでも楽したいからでもありませんから!!

これだから古臭いおじさんは困る。同じおじさんでも、味の素の社長見習ってよ。在宅勤務の対応で選ばれる会社に コロナで変わる常識 | NIKKEIリスキリングこの記事には触れられてないけど、味の素は全社員の終業時刻が4時半だよ?!別に大企業で予約あるからしてるんじゃないよ。更なる成長をするためにしてるんだよ?!

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今朝の日経新聞の一面でも、10〜30代の75%以上がテレワークを定着させるべきと考えていて、40〜50代だって、60%以上が同意見だって。まったく、うちの50代のおじさんはなんて頭が固いんだ!!

他の女子社員によると、私が働き出す前の昨年4〜5月、緊急事態宣言で店舗がしまった際には一時的に在宅勤務を認めたが、緊急事態宣言の解除に伴いすぐに中止。それで、その女子社員を中心に、会社に在宅勤務を認めてもらうために署名活動もしたのに、上司の圧力で提出させてもらえなかったそう。

おそらく、大阪の企業と店舗を経営している会社にはうちの副社長と同じような考えの経営者が多いだろう。全く、彼らの考えるのは容易ではない。

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私の考える次の作戦はこう。

今私が交渉しているヨーロッパの人気ブランドとの契約がまとまれば、うちの会社の売上が倍になる可能性大だから、それを実現させれば私にとって大金星、大きな成果となる。

そうしたら、社長や副社長との交渉力も強くなる。手柄を上げてから再度交渉しよう。

 

さあ、次は勝つぞ!Go ladies!